コウジの映画鑑賞の記録

観た映画の感想、評価を記録していきます

エイリアン4

【基本情報】

ジャンル:SF
製作年:1997年
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
出演:シガニー・ウィーヴァ―
   ウィノラ・ライダー
   ドミニク・ビノン等
キャッチフレーズ:あなたは「復活」を目撃する。

【概要とあらすじ】

 凶暴な地球外生命体を描くSFホラーシリーズ第4弾。監督は「ロスト・チルドレン」「アメリ」などのジャン・ピエール・ジュネが務めた。主演は前作までのシリーズ同様シガニ―・ウィーヴァー。

 舞台は前作から200年後。宇宙に停泊するオーリガ号。前作でエイリアン・クイーンを体内に宿してしまったことから、自ら命を絶ったリプリーが科学技術によりクローン「リプリー8号」として蘇るところから始まる。リプリーのクローンを作製しエイリアンの胎児の育成に成功したぺレズ将軍らは、それを軍事兵器として利用しようとしたのだった。やがてエイリアンの一群が檻から逃亡し、人間との死闘が始まる…。

【評価と感想】

 評価は ★★★☆☆☆☆☆☆☆(3点)
 つまり、微妙!
 シリーズ1~2を見て世界観が好きだった方、観なくてもいいと思います(苦笑)

 映画単体としては楽しめました。スリルもあったし、キャラも楽しくて、つまらなすぎるわけではない。
 シガニ―先輩の強い女っぷりも健在でしたしね!

 がしかし…リプリーの自害という悲しすぎる結末よって絶滅したはずのエイリアンが、ホントに馬鹿馬鹿しい、そしてありきたりな思惑によって復活。軍人らは、リプリーの制止に聞く耳も持たず育成。そして結局再び死闘。って、前作までの色々何だったの!?という気分に最初からさせられました。

 まぁ、シリーズもんってそうやって続いていくもんじゃん。と言われればそれまでですが。無理して続けてよくわかんなくなったパターンの一つです!
 僕は話の筋がしっかり通っていないと納得できない人なので、こういうのは許しません笑

【良かった、印象に残ったシーン】

 やはり、リプリー8号がクローンである自分が誕生する過程で生まれた、失敗作(半人間・半エイリアン)の7つの遺体と対峙し自ら破壊するシーンでしょうか。中にはかなり人間に近く、喋ることができる者もあり…。それを自ら決着をつけるように、自らの手で始末するリプリーを思うと悲しくて仕方なくなりました。人間のおぞましさと悲しさと浅ましさを感じるシーンでした…。

 ちなみにエイリアン4の原題は「Alien:Resurrection」といいます。Resurrectionは動詞Ressurectの名詞形で、「復活」という意味です。これはエイリアンの、そしてリプリーの復活を意味していると思いますが、ここでリプリーが「実験8号目」として誕生したことは宗教的な意味があると思います。
 というのは「8」という数字はキリスト教では「(イエスの)復活」を連想させる数字だからです。詳しくは調べて頂ければより詳しいですが、十字架に掛かったイエスが復活したのが「8日目」と言われており、イエスの死と復活を意味することとなった洗礼の聖堂は「8角形」で作られることが多いそうです。
 こういう宗教的象徴がコンテクストとして刷り込まれているところ、個人的に好きです。

【興行収入では成功?】

個人的に駄作だ!と決めつけるだけだとちょっと偏るので、シリーズと興行収入(全米/世界)も比較してみます。
エイリアン1:8093万ドル(全米) 1億0493万ドル(世界)      
エイリアン2:8516万ドル     1億3106万ドル
エイリアン3:5547万ドル     1億5977万ドル
エイリアン4:4779万ドル     1億6129万ドル

世界興行収入は着実にあがっているものの、全米では右肩下がり。やっぱり評価は分かれるし、高くはないようです。

【まとめ】

面白味はあるが、傑作とは言えない。
エイリアンシリーズのファンの方、観ましょう!
それ以外の方、パスしてOKです!