コウジの映画鑑賞の記録

観た映画の感想、評価を記録していきます

レッド・スパロー

【基本情報】

ジャンル:スリラー
製作年:2017年
監督:フランシス・ローレンス
出演:ジェニファー・ローレンス
   ジョエル・エドガートン
   マティアス・スーナールツ
キャッチフレーズ:「私は、国家の美しい武器。」

【概要とあらすじ】

 元CIAエージェント作家、ジェイソン・マシューズのスパイ小説の映画化作品。監督は「ハンガー・ゲーム」のフランシス・ローレンス。主演は「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンス。彼女が大胆なヌードシーンに挑戦したことでも話題となった。


 バレリーナとしてこれから活躍せんとするドミニカ・エゴロフは、怪我を負ったことで将来を絶たれてしまう。病気の母を持つ彼女は、母が病院で治療を受けられるようにとロシアの諜報機関での訓練をする道を選ぶことになる。ロシアのスパイ「スパロー」となった彼女が待ち受ける運命とは…。

【評価と感想】

評価は ★★★★★★☆☆☆☆(6点)
面白い!
特にスパイもの、アクションもの、スリラーが好きな方はハマると思います。
※現在まだ公開中のため、極端なネタバレは避け紹介にとどめますが、以下注意してお読みください。

内容はR15+指定になっているとおり、やや暴力・エロ有り(胸、ち〇こモロダシあります…)。そういったもの苦手な方は避けてくださいね。
 
この「スパロー」。詰まるところ娼婦スパイという意味です。ハニートラップ、色仕掛けを武器にスパイ活動を行う諜報員なんですね。男女の駆け引きと国家間の駆け引き、どこまでが本心でどこからが虚実なのか。誰が嘘つきで誰を信じて良いのか。そのドキドキ感が最後まで止まりませんでした。上にR指定有りと書きましたが映画全体を観るとそれよりも心理戦メインなのも良かったです。ミッションインポッシブル(確かCIAの特殊作戦部の話でしたね)のような爆発アクション、飛び道具祭りではなく、もっと日常の陰惨とした中での地味な諜報活動のイメージなんですが、それはそれで刺激的でした!

【良かった、印象に残ったシーン】

 「良かった」とは思いませんが、印象に残ったのは、CIA諜報員ナッシュが拷問されるシーンです…。これは映画を見た9割の人が印象に残っていると言うと思いますが、とにかく痛い。今思い出してもぞわぞわします。あえて言えば、こういうリアルなシーンがあるからこそ、その真実性というか切迫感というかが高まるんですが、そこまでやる必要ある?っていうぐらい長い時間に感じました。
 それと素直に「良かった」シーンは最後の最後ですね。

【元CIAエージェントが書いた原作】

 この映画には原作があるのですが、それはなんと元CIA局員、現国家秘密本部に在籍していたというジェイソン・マシューズが書いています。彼自身、33年間にわたる在籍期間、海外で国家安全保障に関する情報収集活動に携わり、この作品同様、敵に絶えず監視されている中での工作活動に携わっていた、とのこと。なんだかそう言われると映画に真実味が感じられてきます(単純なので)。少なくともその経験を基に書いてある部分は大いにあるのでしょう。翻訳されたものが早川書房から出版されていますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

レッド・スパロー(上)

レッド・スパロー(上)

【時事ニュースとシンクロ…?】

この映画が日本公開されたのが2018年3月30日でしたが、その数日前、3月6日に「ロシアの元スパイ、英で意識不明の重体 不明物質が原因か」(BBC NEWS JAPAN 2018.3.6)とのニュースが走りました。後に意識をとり戻したスクリパリ大佐はロシア軍の情報部員で、2010年に米国・ロシア間でスパイ交換で釈放され英国に居住していたとのこと。映画とシンクロする部分があって、ますますただのエンターテインメント作品ではないような気がしてきます。本当にこんな世界ってあるんですね…。

【まとめ】

元CIA作者原作の本格的なスパイ映画です。観てください!
ただし、R指定15+。なかなかの暴力有りますので苦手な方は避けるのが良しです。
逆にエロ重視で期待している男子諸君、それメインでもないです…笑
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